冬型栄養失調?寒い季節に不足しがちな栄養素

寒い季節、エネルギー不足に注意

人の身体は冬の寒さに対応するために、多くのエネルギーを消費します。この消費量は夏と比較した場合、10%増しとも言われていて、いつも通りの食事をしていても、栄養が足りない状態になってしまうことがあります。
以下のような症状が出たら、冬型栄養失調かもしれません。

・まぶたがピクピク動く
・口内炎ができる
・傷が治りにくい
・髪の毛がいつもより抜ける
・肌が乾燥する
・疲れやすい
とくに不足しがちなのが、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分です。

ビタミンB

人間の代謝活動に非常に重要な役割を持ち、エネルギーを作り出すのに必須の栄養素です。不足すると疲れ、むくみ、筋肉痛、食欲不振、めまい、手足の麻痺などの症状が出てきます。
水溶性で、一度に多く摂っても排泄されてしまうため、小分けに毎日摂ることが重要です。
うなぎ・マグロ・サバ・ アサリなどに多く含まます。納豆やきなこなどの大 豆製品・海苔などにも多く含まれます。

ビタミンC

免疫力アップ、疲労回復、抗ストレスなどの働きがあるビタミンCも、冬にしっかり取りたい栄養素です。生の果実や野菜に多く含まれます。熱に弱いことでも知られるビタミンCですが、ピーマンやジャガイモ、カボチャなどに含まれるものは熱に強いとされています。茹でると水に溶けだしてしまうので、炒める、揚げる、蒸すのがおすすめです。スープで全部食べるのもよいでしょう。

鉄分

不足すると貧血だけでなく、メンタルの不調にもつながりやすい鉄。冬場は特に注意しましょう。鉄の吸収にはビタミンCが関与しているので、鉄とビタミンCはセットで不足しないように気をつけるとよいでしょう。
アサリ・イワシ・卵黄などに多く含まれます。ココアや抹茶もよいでしょう。ココアはストレスや疲労の回復にも効果的です。サプリで取る場合は過剰摂取になりやすいので注意しましょう。

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