やせ型でも注意!食後の「血糖値スパイク」低GI食品で予防

低GI食品で予防!食後の「血糖値スパイク」

GI値(Glycemic Index:グリセミック・インデックス)とは、食後血糖値の上昇度を示す指標です。GI値が高い食品は、血糖値を急上昇させ、GI値が低い食品は血糖値は緩やかに上昇します。
上がった血糖値を下げるため、インスリンというホルモンが分泌されすぎると、体に脂肪がため込みやすくなってしまいます。また、急激に血糖値が上がった反動で血糖値が急低下すると、低血糖状態となり、強い眠気やイライラが起こりやすくなります。
こうした血糖値の乱高下を「血糖値スパイク」といい、血管にダメージを与え、動脈硬化を起こします。
インスリンが分泌される膵臓は加齢や肥満などによって分泌の力が衰えます。また、通常の血糖値が正常な人や、やせ形の人でも食事による血糖値の乱高下が起こっていることがあるので注意が必要です。
低GI、高GIの代表的な食品はつぎのようなものです。

【低GI食品】血糖値を上げにくい
そば、押し麦、春雨、玄米、ナッツ、コーンフレーク、葉物野菜、キノコ類、牛乳、ヨーグルト、チーズ、リンゴ、バナナ

【高GI食品】血糖値を上げやすい
白米、パン、うどん、餅、ニンジン、じゃがいも、ジャム、ケーキ

低GI食品を選ぶほかにも以下のようなことに気をつけましょう。

・よく咀嚼してゆっくり食べる
・野菜→たんぱく質→炭水化物の順番に食べる
・朝食をとると、一日の血糖変動を緩やかにできます
・なるべく食後1~2時間後に運動を行なう

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