脳梗塞や脳梗塞後遺症に対する再生医療

運動麻痺や言語障害などの後遺障害の軽減を目指して

札幌医科大学附属病院の神経再生医療科(本望 修教授・脳神経外科専門医)では、脳梗塞や脳梗塞後遺症に対する再生医療を進めています。自分の骨髄の中にある幹細胞を培養して増やし、通常の点滴の要領で静脈内に戻すことで、運動麻痺や言語障害などの後遺障害の軽減を目指します。 人間には、例えばAという神経がだめになっても、B・Cといろんな経路があるようで、それを活性化させるということです。脊髄損傷の患者さんが、「点滴で翌日から動くようになる」、そんな治療が待ち遠しいものです。

桜の花出版編集部(編)『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人』桜の花出版、2020/8/16、ISBN:978-4434275999 より

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