関節の痛み…、関節リウマチの初期症状?

関節の痛み…、様子見ないで受診して!関節リウマチの初期症状かも?

関節が痛む…、どこかで痛めたかな、もう少し様子を見ようか…。こんな時、次に挙げるような症状が当てはまった場合は即受診しましょう! 関節リウマチの初期症状に関節の痛みがあります。関節リウマチでも、早期発見・早期治療が大切です。
症状としては、
 ◇ 朝起きると、関節がこわばっている
 ◇ 起きてから30分~1時間で普段どおりに動くようになる
 ◇ 左右両方の関節が動かしにくい
 ◇ 痛む関節が腫れている
 ◇ 痛む関節を触ると熱っぽい
 ◇ 痛む関節がやわらかくブヨブヨしている
朝のこわばりは、関節リウマチの典型的な症状です。寝ている間に炎症を引き起こす物質が関節にたまるからですが、起きて体を動かしているうちに、炎症を引き起こす物質が全身に拡散して、こわばりが治まっていきます。これらのサインを見落とさないようにしましょう。
どの年代でもおこりますが、特に30~40歳代の女性に多く発症します。

発症3カ月以内の早期から抗リウマチ薬を採用

現在では、「ステップダウンブリッジ方式」といって、発症3カ月以内の早期から抗リウマチ薬を積極的に使用して関節炎の進行を抑制するという治療法が提唱されています。
そのうち痛みは治るだろうと放置しておかず、受診しましょう。早期なら治療の選択肢が広がります。

桜の花出版『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選 単行本』(2020/8/16、‎ ISBN:978-4434275999)より

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