悪い座り姿勢が原因の腰痛を予防・改善

ハムストリングを柔軟に保つのが大事

腰痛を持っている人は、日本国内で3000万人いるという調査結果があるように、「腰痛」はもはや国民病と言っても過言ではありません。
腰痛の原因は様々ありますが、ハムストリング(太腿の裏側の筋肉)が、かたくなることで腰痛が引き起こされることもあり、デスクワークの人は特に注意を要します。
ハムストリングが、かたくなる原因の一つにあげられるのが、椅子に浅く座り背もたれに寄り掛かる姿勢です。
このような悪い姿勢を続けるていると、骨盤が後ろに傾き、太腿の裏側の筋肉が使われなくなるため、かたくなってしまいます。次のストレッチをすることで、ハムストリングを柔軟に保ち、腰痛を予防することができます。

ハムストリングを柔軟にする「ジャックナイフ・ストレッチ」

① 椅子に浅く座り、肩幅と同じくらいに足を広げる。

②右足首を右手で、左足首を左手で、アキレス腱側から掴む。

③上半身を前に倒し頭を下げ、胸を太腿に付ける。

④胸を太腿に付けたまま、お尻をゆっくりと上げ、出来るだけ膝を伸ばす。
※膝は真っすぐに伸びなくてもよく、無理のない範囲で伸ばす。

⑤この状態を10秒間キープする。
※この時、胸と太腿がくっついているようにするのがポイント。転ばないように充分注意!

これを朝晩1~5回行なうと効果があるといいます。デスクワークの人であれば、始業前と仕事が終わってから行なうのを習慣化するとよいでしょう。

【注意】腰や膝に痛みがある人は、医師に相談してから行ないましょう。

参考文献:徳島新聞(2014年6月6日)/
スポーツ選手における腰痛予防対策(www.sports-injury.jp/pdf/17_30.pdf)

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