「内反小趾」は足指ストレッチで予防!

「内反小趾」は足指ストレッチで予防!

「内反小趾」という言葉を聞いたことはありますか?
内反小趾は、足の小指が親指側に曲がってしまう病気のことです。
小指の曲がった部分が靴の内側が当たり炎症を起こしたり、ウオノメやタコが出来てしまい痛むこともある侮れない疾患です。

内反小趾の原因

□ 先の細い靴をよくはく
□ ヒールが高い靴をよくはく
□ ゆるい靴を好んではく
□ O脚・内股・がに股
□ よく胡坐(あぐら)をかく

足指ストレッチで予防

① 爪の生え際をつまんで指先を刺激する。
② 指を1本ずつ、足裏の指の根元から指先に向かって押す。
③ 足の親指と人差し指をつまんで、指の間を広げ、指を前後に動かす。同様に人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指も行う。
④ 足の指の間に、足の裏側から1本ずつ手の指を互い違いに入れる。手の指をぎゅっと握りしめ、足首を大きく回す。

足の指をよく動かすことが予防になります。
過去の記事「外反母趾、日本でも急速に増えている! 進行を防ぐために」で紹介している運動も参考にして下さい。

痛みが我慢できる場合と酷い場合

痛みが我慢できる場合は、かかとの部分が安定している適切な靴をはきましょう。
靴ひもを適切に結んで足が靴の中で動かなくするのも大切です。
また、足の裏の外側に体重がかからない中敷きを使用するのも手です。
O脚など歩き方に問題がある人は、専門医より歩き方の指導を受けましょう。
痛まないようにと不自然な歩行を続けていると、膝に負担がかかってしまい膝関節に変形や炎症が生じてしまう可能性もあるので、痛みを感じたら早めに医師に相談しましょう。

痛みが酷い場合は、手術が必要になります。入院期間は約3週間です。

参考情報:社会福祉法人恩賜財団済生会HP https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/bunionette/#:~:text=%E5%86%85%E5%8F%8D%E5%B0%8F%E8%B6%BE%E3%81%A8,%E6%96%B9%E3%81%AE%E6%82%AA%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%9B%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82(最終アクセス 2022年3月8日)

関連記事

ページ上部へ戻る