「糖化」とは?
「糖化」は、体内で余分な糖質とたんぱく質が結びついて細胞を劣化させる現象のこと。「酸化」が“体の錆び”と言われるのに対し、「糖化」は、食事で摂った糖が、体温によって体内のタンパク質と結びつくため“体の焦げ”とも言われます。
糖化が起こると体はどうなる
この糖化反応が体内で起きると、AGRs(終末糖化産物)という物質が生成され、体内に蓄積されていきます。そして皮膚や血管の硬化を引き起こすほか、組織の炎症、骨粗しょう症やアルツハイマー病にも関与することがわかっています。
糖化対策は?
糖化はいったん起こると元に戻らないと言われています。日頃からなるべく次のようなことに気を付けていきましょう。
・よく噛んでゆっくり食べる
・なるべく低GI(血糖値の上がりにくい)食品を選ぶ
・食べる順序を野菜→たんぱく質→炭水化物にする
・適度な運動、筋肉量を増やす