疲れにくい体へ!運動でミトコンドリアを増やす

30代から減り始めるミトコンドリアを、運動で増やす

ミトコンドリアは細胞内のエネルギー産生において中心的な役割を担う小器官です。その働きは、食事から摂取した糖や脂質、たんぱく質から分解された栄養素をもとに、「ATP」という、体の維持・活動に必要不可欠な物質を作ること。体内のエネルギーの90%以上はミトコンドリアで作られているのです。このミトコンドリアは、加齢や疾患に伴い、機能が低下したり、数が減少したりすることで、筋肉の急速な萎縮や免疫力・持久力の低下など様々な不調につながります。
ミトコンドリアは30代から減り始めるといわれていますが、増やす方法もあります。

ややハードな運動をトライ

その方法の一つは「少しきつい」と感じるくらいの運動をすることです。それにより細胞がエネルギー不足を感じ、ミトコンドリアが増え始めるのです。
効果が期待できる運動の一つは「インターバル速歩」。3分間「ややきつい」と感じる速さで歩いた後、3分間ゆっくり歩くのを繰り返します。時間が取れない場合は、階段を使う、室内でスクワットをする、速いスピードで歩くなど、日常生活に「少しきつい」運動を取り入れるのもよい方法です。

空腹感を感じることも大切

空腹の時間を作ることでもミトコンドリアを増やすことが出来ます。これは、いわゆる「長寿遺伝子」が活性化するためだと考えられています。

参照:日本医療研究開発機構

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