「エビデンス」(かんたん医療用語3)

「エビデンス」とは?

健康関連のテレビ番組を見ていると医師や専門家が「エビデンス」という言葉を使っているのをよく聞きます。エビデンス(evidence)とは「証拠」「裏付け」「科学的根拠」という意味があります。日本では医療関係で使われることが多いですが、ビジネスや政治の世界でも使われます。もしかしたら、病院で治療法の説明の時に医師がエビデンスと言うかもしれませんので覚えておきたい言葉です。例えば、「エビデンスがある標準治療を薦めます」、または「これはエビデンスがない治療法で~」といった感じです。日本語で「根拠」「証拠」と言うのと同じですが医師はエビデンスという言葉を良く使います。さらにエビデンスを使った言葉として、「EBM」(evidence-based medicine)があります。これは、「科学的根拠に基づく医療」という意味で、医師の経験、知見に頼らず、最新の医学研究の成果や臨床試験データによって確認された有効性を根拠にする医療ということになります。

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