NMN物質―老化を抑制できるか?

慶應大が世界に先駆け発見、抗老化候補物質ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)に期待

抗老化候補物質として、ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)が期待されています。米国ワシントン大学医学部の今井眞一郎教授の研究により、NMNの投与によって、体内に広く存在するニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD)という物質量が増加し、加齢に伴い生じる疾病が抑えられることが明らかとなってきました。
2020年1月、今井眞一郎教授と慶應義塾大学医学部の研究グループは、NMNが健康なヒトに安全に投与可能であることを、世界で初めて明らかにしました。
NMNはビタミンB群中のビタミンB3に含まれ、あらゆる⽣物の細胞の中に存在し本来は体内で⾃然に⽣成される物質ですが、加齢により⽣成能⼒が減少していくといわれており、服用により、老化速度が弱まり、健康寿命が延びると期待されています。

不老不死の薬ではない

始皇帝の時代から不老不死は見果てぬ夢ですが、この抗老化候補物質は、不老不死といった寿命を延ばすものではなく、寿命が尽きるまで元気に動ける、あくまで健康寿命を延ばすというものだということです。

市販品に安価な粗悪品が多いので要注意

ただし、現在販売されているNMNは粗悪品が多いため、服用を試みる際は、販売元をよく吟味することが必要です。

『桜の花出版編集部(編)『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人』桜の花出版、2020/8/16、ISPN:978-4434275999 参照

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